10/19/2024

AIによるJavaScriptコードの説明:ページトップに戻るボタン(前記事参照)

実際の動作⇒https://tan-deki.com/
  const backToTopButton = document.addEventListener('DOMContentLoaded', function () {
    const backToTopButton = document.getElementById('back-to-top');
    
    backToTopButton.addEventListener('click', () => {
        window.scrollTo({ top: 0, behavior: 'smooth' });
    });

    window.addEventListener('scroll', () => {
        if (window.pageYOffset > 300) {
            backToTopButton.classList.add('show');
        } else {
            backToTopButton.classList.remove('show');
        }
    });
});

 【コードの目的】

このJavaScriptコードは、Webページに「ページトップに戻る」ボタンを作成し、特定の条件下で表示・非表示を切り替えるためのものです。ユーザーがページをある程度スクロールするとボタンが表示され、クリックするとページの一番上へスムーズに移動することができます。

  1. DOMContentLoaded イベントリスナー:

    • document.addEventListener('DOMContentLoaded', function () { ... }): WebページのDOM(Document Object Model)が完全に読み込まれた後に、中の関数が実行されます。これは、JavaScriptコードがHTMLの要素にアクセスする前に、すべての要素が準備できていることを保証するためです。
  2. 「戻る」ボタンの取得:

    • const backToTopButton = document.getElementById('back-to-top');: HTMLの中でIDが'back-to-top'となっている要素(通常はボタン)を取得します。このボタンがクリックされたときの動作を定義します。
  3. ボタンクリック時の処理:

    • backToTopButton.addEventListener('click', () => { ... }): ボタンがクリックされたときに実行される関数を設定します。
      • window.scrollTo({ top: 0, behavior: 'smooth' });: ブラウザウィンドウをページの一番上(top: 0)へスムーズにスクロールします。behavior: 'smooth'によって、カクカクせずに滑らかなスクロールを実現します。
  4. スクロールイベントリスナー:

    • window.addEventListener('scroll', () => { ... }): ユーザーがページをスクロールしたときに実行される関数を設定します。
      • if (window.pageYOffset > 300) { ... } else { ... }: 現在スクロールされている位置(window.pageYOffset)が300ピクセルを超えているかチェックします。
        • 300ピクセル以上スクロールした場合:
          • backToTopButton.classList.add('show');: ボタンに'show'というクラスを追加します。CSSでこのクラスに表示に関するスタイルが定義されており、ボタンを表示させる効果があります。
        • 300ピクセル未満スクロールした場合:
          • backToTopButton.classList.remove('show');: ボタンから'show'クラスを削除します。これにより、ボタンが非表示になります。

まとめ

このコードは、以下の動作を実現します。

  • ページが読み込まれると、IDが'back-to-top'のボタンを探します。
  • ユーザーが300ピクセル以上スクロールすると、ボタンが表示されます。
  • ボタンをクリックすると、ページの一番上へスムーズに移動します。

補足:

  • CSS: ボタンの表示・非表示を切り替えるためには、CSSで'.show'クラスに表示に関するスタイルを定義する必要があります。
  • カスタマイズ: スクロールのしきい値(300ピクセル)や、ボタンの表示位置、デザインなどは、CSSやJavaScriptを調整することで変更できます。

このコードは、Webページのユーザビリティ向上に役立つ基本的なJavaScriptの例です。

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